Pumpkin Scissors(7)

新章スタートです。小休止を終え、重量級の物語が再開されました。今まで語られることのなかった陸情2課が登場します。今回の物語の舞台は、独立辺境警備隊に管理されているとある街です。6巻のエピソードで陸情3課が入手した手紙が実は極秘任務であったため、手紙を解読してしまった陸情3課は陸情2課に拘束されてしまいます。解読現場に居なかった、アリス少尉とオーランド伍長が、新キャラクター、陸情2課のコールド・ヴィッター少尉とともに事件の調査に向かいます。アリス少尉の姉エリスの語る、アリスの生い立ちなど、キャラクター過去を掘り下げる描写も見逃せません。隣国との関係性、絡み合う謎と揺れ動く人間関係が今後どのような展開を見せるのか、今後の展開が気になります。6巻は、掲載紙の引越しなどがあった時期の作品のため、作品紹介をかねた短編集的な仕上がりになっています。まずは、5巻から引き続き、陸情1課、クレイモア・ワンの副長のエピソードが収録されています。後半は、前半の昼ドラからは打って変わってヴァイオレンスなアクション物となっています。続いて、停戦後も一般人を巻き込んで戦争もどきに明け暮れる地域に、陸情3課乗り込んで、戦災復興をするエピソードです。そして、最後は今後の伏線となっていく郵便横領取締り編が収録されています。前巻までの重厚なテーマや感動というものは少ないですが、見所は多くあります。イチオシは、幕間のマルヴィン姉妹と旦那様の日常です。それぞれのキャラクターが良く面白いです。

2016年12月20日